2人の想い出のプロポーズのバラを美しい状態で永く残したいと悩んでいませんか?
この記事では、プロポーズのバラを自分らしく残すための4つの保存方法とそれぞれの特徴を分かりやすくご紹介します。
私はプロポーズのバラのレジン保存加工の専門店の代表です。
年間数百件以上の想い出のお花を大切にカタチに残してきました。
この記事を読み終えると、あなたにぴったりのバラの保存方法がきっと見つかります。
プロポーズのバラを美しく残す4つの保存方法
プロポーズのバラを保存する4つの方法は、
- 花瓶に飾る
- ドライフラワーにする
- 花びらを押し花にする
- レジン(樹脂)に閉じ込める
この4つです。
1つずつ詳しく説明します。
プリザーブドフラワーは、花が完全に開く前の段階で加工する必要があるため、プロポーズ後の花束には適していません。
プロポーズのバラの花束を花瓶に飾る

バラを花瓶に飾って生花の美しさを楽しむ方法です。
花瓶に飾る良さは、なんといってもプロポーズの余韻にひたりながら、バラの自然な色味、変化を楽しむことができる点です。
約2日~2週間ほどきれいな状態を楽しめます。
日数に幅があるのはバラの個体差やカットからの日数に左右されるからです。
【メリット】
- 手間いらず、すぐできる
- プロポーズの余韻を楽しめる
- 自然な色味、変化を楽しめる
【デメリット】
- 数日で枯れる
- 水替え、管理が必要
今、花束のままならすぐにやってほしいこと!
そのままでは長持ちしません。
すぐに花束を花瓶に移し替えてください。
花束には、茎の先に水や保水ゼリーが少量入っているだけです。
花束の状態はバラが長持ちする環境ではないです。
生花で楽しむ以外の方法もまず、きれいな水が入った花瓶に飾ってから考えるのがおすすめです。
花瓶がなければ、きれいに洗ったバケツやコップ、ガラス瓶などの容器に水道水を入れ花束から移し替えて下さい。
プロポーズのバラの花束を花瓶に飾り長持ちさせたい時のポイントと飾る手順はこちらの記事を参考にしてください。
プロポーズのバラをドライフラワーにする

バラをドライフラワーにして飾ると、くすんだ風合いや色合いを楽しめます。
プロポーズのバラを乾燥させ、ドライフラワーにして保存する方法です。
バラをドライフラワーにすると、半年から1年は綺麗に飾ることができます。
【メリット】
- 比較的手軽にできる
- くすんだ風合いや色合いを楽しめる
- 半年から1年楽しめる
【デメリット】
- 色あせや縮みが起こる
- 湿度や保存環境によって劣化しやすい
自分でできるバラをドライフラワーにする方法は2つあります。
- 吊るして乾燥させる方法
- シリカゲル(乾燥剤)に入れる方法
どちらの方法が自分に合うかは、下の2つのポイントを参考に選んでください。
吊るして乾燥させる方法

直射日光の当たらない、風通しの良い日陰に逆さに吊るしておけば、2週間くらいでドライフラワーになります。
特別な材料や特殊な技術が何もいらず誰でも簡単にドライフラワーにすることができます。
湿度が高い、風通しの悪いところで吊るしているとカビが生えたりするので注意が必要です。
あまり風通しが良くない場所で上手くできるか心配な場合は、エアコン(送風)や扇風機の風を直接吊るしたバラにあてるのが効果的です。

- 生花のサイズより花の部分がかなり小さくしぼむ
- 鮮やかな色からくすんだ色に変わる
- 質感がカサカサになる
吊り下げて作るバラのドライフラワーの詳しい手順はこちらの記事で紹介しています。
シリカゲル(乾燥剤)に入れる方法

容器の中にバラを入れ、ドライフラワー用のシリカゲル(乾燥剤)に埋めると、2週間ほどでドライフラワーになります。
吊るして乾燥させる方法より手間はかかりますが、より生花に近いかたちで残すことができます。

- 元の生花のサイズより少し小さくなる
- 鮮やかな色からくすんだ色に変わる
- 生花の質感に近いまま残せる
シリカゲルを使ったバラのドライフラワーの作り方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
プロポーズのバラの花びらを押し花にする

プロポーズのバラの花びらを平らに美しく残したい方には、押し花にする方法がおすすめです。
押し花は色を比較的きれいに保ちやすい特徴があり、アルバムやフォトフレーム、結婚式アイテムにも活用しやすい保存方法です。
プロポーズの花束が大きい場合でも、花びら1枚ずつを残せるため量が多くても保存しやすいのも魅力です。
押し花の寿命は保管方法にもよりますが、おおよそ1年~3年ほどきれいな状態を保てます。
【メリット】
- 花びらの形や色を比較的きれいに保てる
- 平面になるため、アルバムやフォトフレームに使いやすい
- 必要な道具が身近にあり、初心者でも挑戦しやすい
【デメリット】
- 立体感は残せない
- 押し花のまま飾ると光や湿気で退色しやすい
- 丁寧な乾燥と保管が必要
プロポーズのバラを押し花にする具体的な手順や、失敗しないコツは下記の記事で詳しく紹介しています。
プロポーズのバラをレジン(樹脂)に保存する

バラをドライフラワーにして、レジン(樹脂)の中に保存する方法です。
レジンは硬化するとガラスのように透明になり、バラの形を立体のまま美しく残すことができます。
適切な材料と技術で作られたレジン作品は、10年以上きれいな状態を保つことも可能です。
プロポーズの想い出を長期間、色あせにくく残したい方に向いている保存方法です。
レジン保存加工は専門の道具と技術が必要で、個人でも挑戦できますが難易度は高めです。
材料の選び方・乾燥の仕方・レジンの気泡処理など多くの工程があり、失敗するとバラが変色したり形が崩れたりすることもあります。
そのため、大切なプロポーズのバラは専門店に依頼する方が安心です。
メリット
- 2人の想い出を長くきれいに残せる
- 身につけるアクセサリーにできる
- ガラスのような透き通る透明感がある
デメリット
- 経年変化でレジンが黄変する可能性がある
- 制作に時間や手間がかかる
- バラの色がくすむことがある
バラのレジン保存加工の詳細はこちらの記事を参考にしてください。
happy resin では、プロポーズのバラを10年以上美しく残すためのレジン保存加工を行っています。
レジンは専門技術が必要なため、専門店に任せることで失敗のリスクを避け、透明感のある美しい仕上がりになります。
「大切なバラだからこそ、確実に残したい」
そんな方は、ぜひ一度ご覧ください。
プロポーズのバラの保存方法を選ぶときの3つのポイント
プロポーズのバラをどの方法で保存するか迷ったら、次の3つのポイントを参考に選んでみてください。
自分たちらしい保存の仕方がきっと見つかります。
想い出をどれくらい残したいか?
プロポーズのバラ(2人の想い出)をどれくらい長く手元に残したいかで、選ぶ保存方法は変わります。
- 数日~2週間ほど楽しみたい
→花瓶に飾る(生花の美しさをそのまま楽しめる) - 半年から1年ほど残したい
→ドライフラワーがぴったり - 1年~3年ほど平らにきれいに保ちたい
→押し花がおすすめ - 10年以上きれいな状態で残したい
→レジン加工が最適
まずは、2人の想い出をどれくらいの期間残したいかを考えてみましょう。
バラの自然な変化を楽しむかどうか?
バラは時間とともに色味や質感が少しずつ変わっていきます。
その変化を味として楽しむか、変わらない美しさを重視するかでも、選ぶ保存方法は変わります。
- 自然な変化を楽しみたい
→花瓶で生花を楽しむ
→ドライフラワーのくすんだ風合いも人気 - 色や形をできるだけ変えずに残したい
→押し花なら色や形を比較的きれいに保つことが可能 - 立体感も含めて美しさを長期間残したい
→レジン加工が向いています。(色あせにくく、形も維持できる)
自然な変化を楽しむか、変わらない美しさを残すかで選ぶと後悔が少なくなります。
本数が多い場合はいろんな方法で残してみる
バラの本数が多い場合は、ひとつの保存方法にしぼらず、いくつかの方法を組み合わせるのもおすすめです。
たとえば、
- 数本は花瓶に飾ってすぐに楽しむ
- いくつかはドライフラワーにする
- 花びらを押し花にして入籍日の記念フォトに使う
- 特別な1輪はレジン加工で立体的に閉じ込める
というように「今の美しさ」と「想い出を残す形」の両方をバランスよく楽しめます。
バラの状態や自分たちの気持ちに合わせて無理なく保存できるのも組み合わせるメリットです。
プロポーズのバラはなぜ早めに保存した方が良いのか?
プロポーズのバラは、手渡された瞬間が最も美しく、新鮮な状態です。
そのため、花瓶に飾る・ドライフラワーにする・押し花にする・レジン保存加工を行う、どの保存方法を選ぶ場合でも、できるだけ早く取りかかるほど美しく仕上がります。
バラは時間とともに劣化が進む
バラは生きている花なので時間が経つと
- 紫外線、酸化によって色あせが進む
- 花びらがしおれて縮んでいく
- 水分が抜けて色がくすみやすくなる
- 茎や花びらが弱り、壊れやすくなる
といった変化が進行します。
特に、押し花・レジン加工は色と形がそのまま仕上がりに影響するため、早さが重要なポイントです。
早く保存するほど、仕上がりが美しい
次のような保存方法は、特に“鮮度”が仕上がりを左右します。
- 押し花
→ 色がきれいに残りやすく、輪郭も整う - ドライフラワー
→ 色がくすみすぎる前に乾燥できる - レジン保存加工
→ 花びらの透明感や立体感をより美しく閉じ込められる
どの方法も、“早く取りかかるかどうか”で見た目の完成度が大きく変わります。
「残したい」と思ったら、できるだけ早く行動を!
もし、この記事を読んで
- ドライフラワーで残したい
- 押し花で残したい
- レジンで残したい
と思ったら出来るだけ早く準備を始めてください。
早めの行動こそが2人のプロポーズの想い出のバラを最も美しい形で残せる一番大切なポイントです。
大切なプロポーズの想い出を永遠に残すために
プロポーズでもらったバラは、ふたりの始まりを象徴する特別なお花です
だからこそ、
「どんな残し方が自分の気持ちにいちばん合うのか」
を考えて選ぶことが大切です。
下に、4つの保存方法を「保存期間・難易度・仕上がり」の面から比較した一覧をご用意しました。
特徴を見比べながら、あなたにぴったりの残し方を選んでみてください。
以下の比較表は、すべて
「自分で作業した場合の一般的な仕上がり・難易度・費用」 を基準にしています。
※押し花・ドライフラワー・レジン加工は、専門店に依頼することで
仕上がりや耐久性が大きく向上します。
ここではあくまで「自分で挑戦する場合の違い」 を比較しています。
プロポーズのバラ|4つの保存方法の比較(自作の場合)
花瓶に飾る(生花)
保存期間:2日〜2週間
仕上がりの美しさ:★★★★★(受け取り直後の鮮度を基準)
難易度:簡単
費用:0円
特徴:自然なバラの美しさ、変化を楽しめる。長期保存は不可。
ドライフラワー(自作)
保存期間:半年〜1年
仕上がりの美しさ:★★☆☆☆
難易度:わりと簡単
費用:0〜1,500円
特徴:アンティーク調なくすんだ風合いが魅力。色と形の変化が大きい。
押し花(自作)
保存期間:1〜3年
仕上がりの美しさ:★★★☆☆
難易度:簡単
費用:数百円
特徴:色が比較的残りやすい。平面作品に向く。
レジン加工(自作)
保存期間:数年
仕上がりの美しさ:★★☆☆☆〜★★★☆☆
難易度:高い(失敗しやすい)
費用:数千円〜
特徴:透明感を出すには技術が必要。黄変・気泡のリスクあり。
※使用するレジン液の品質によっても、透明度や耐久性が大きく変わります。
専門店に依頼するとどう変わる?
押し花・ドライフラワー・レジン加工は、専門店に依頼することで仕上がりが大きく変わります。
特にレジンは、
- 黄変しにくい
- 気泡が入らない
- 花の鮮やかさをキープできる
- 10年以上残せる
といった自作では難しい品質が可能になります。
「一生ものとして残したい」
「絶対に失敗したくない」
そんな方は、専門店に任せることで安心して美しい仕上がりが得られます。
happy resinのレジン保存加工
happyresin では、プロポーズのバラを10年以上美しく残すレジン保存加工を行っています。
レジン専門の高い技術と設備で、大切なバラを透明度の高いレジンに封じ込め、世界にひとつだけの想い出の作品としてお届けします。
2人のプロポーズの想い出をずっと色あせない形で残すお手伝いができれば嬉しいです。









①ドライフラワーになった時の質感
②制作難易度